〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
国立新美術館1F, B1
TEL:03-6812-9933
FAX:03-5775-4670
MAIL:information@souvenirfromtokyo.jp
営業時間
10:00-18:00
(企画展開催中のみ金曜日、土曜日〜20:00まで)
定休日
毎週火曜日
(祝日又は休日に当たる場合は営業し、翌日休み)
鹿児島市の社会福祉施設「しょうぶ学園」によるクラフト展を開催いたします。
彼らの創り出す、自由で楽しくて、表情ゆたかな芸術。それは、支え合いながら暮らす人々の創作活動そのもの。本展では、木工・和紙・陶芸・布の4つの工房で生まれた個性あふれる作品を多数展示販売いたします。見て、触れて、感じることのできるこの機会に、ぜひじっくりとお楽しみください。
しょうぶ学園のクラフト
制作の現場に密着していると、作品を見るたびに「モノの温度」というものを感じる時がある。それは、作品のクオリティーや結果だけではなく、作品が生まれる制作過程における思いや時間である。本人の制作から自然に生まれたもの (行為そのもの) は、ポップで、クレイジーで、正直である。即興性に加えて継続的な積み重ねや反復性はまさに「できてしまうカタチ」。
そこにしょうぶ学園の芸術性が存在する。
NO FEELING/NO HEART=NO DESIGN
しょうぶ学園 フクモリシン
しょうぶ学園 SHOBU STYLE
鹿児島市の近郊、吉野大地の豊かな環境に知的障がい者支援施設として1973年に開設。利用者の感性あふれる創作の姿勢に魅せられて「与えられる」側から「創り出す」側になることを目標に、1985年から活動そのものを「工房しょうぶ」と称して従来の下請け的生産活動から、木工・陶芸・染め・織り・刺繍・和紙などのクラフト工芸活動を中心にした利用者の個性を発揮できる環境づくりに転換してきた。1995年頃からは、刺繍、音楽、絵画、造形にも、その表現活動の場を広げ、特別な能力を持つ人だけではなく、楽しくて、自由で、そのプロセスそのものが創造性のあふれるものとして、ジャンルにこだわらずさまざまな創作活動を通じて独自のものづくりを提案している。
http://www.shobu.jp/
この10年、スーベニアフロムトーキョーと共に歩んできた作り手のひとり、
カバン作家「カガリユウスケ」。
普段、何気なく通り過ぎる風景の中にある「壁」。
しかし、それは彼独自の視点で切りとられることで、様々な風景へと変化し、
不思議な世界観へと誘ってくれます。
本展では、そんな「壁」をモチーフにしたカバンの数々を、新作を中心に展示販売をいたします。
それぞれのテーマに隠された綿密なストーリーを知ることで現れる壁。
そして、これから時間を積み上げることで現れるであろう未来の壁。
そんなカガリユウスケが創りだす「持ち歩く壁」を、
是非この機会にごゆっくりお楽しみください。
※カバンは一部を除き、受注販売となります。
カガリユウスケ
「壁を持ち歩く」をコンセプトに、革に建築材のパテを塗り、壁の質感を再現した鞄を制作している。
洗練された退廃性を表現する「ウォールシリーズ」は、使い込む事でより自然な壁へと近づき、
その経年変化を楽しむ事が出来る。
他にはない質感が、幅広い層から支持をされている。街中で「壁」の写真を撮るのが趣味。
http://www.yusukekagari.com/
ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」は、2017年10周年を迎えました。
2007年の春、SFTギャラリー から発信するメッセージとして、最初に
選んだのは「手紙」。それは私たちにとって、すべての始まりでもあり、
原点とも言える展覧会でした。
あれから10年、私たちは東京という混沌とした街を表現するべく、
様々なアーティストと出会い、その作品やプロダクトと共にその想いを伝えてきました。
そして、これからの10年に向けて、あらためて選んだメッセージは、
私たちが出会った10組のアーティストの作品にのせて届ける「東京からの手紙」。
「FROM TOKYO 2017」プロジェクトに集まった、44種類のポストカードをご紹介します。
是非それぞれのアートワークを自由に、感じるままに手にしてみて下さい。
そして、あなたも東京から、手紙を出してみませんか?
私たちは、そのメッセージが世界中のどこまでも届くことを願っています。
多彩な焼きものが存在する現代、「土から生まれる」をテーマに
人の手に包まれる器のもっとも根源的な原点を見つめ、展覧会を行います。
めし碗、湯のみ、鉢、皿、大鉢、大皿、片口、酒器。
9人の作り手の器が語りかけてくるものを、どうぞご覧ください。
対象をどう視るかによって、
全く異なる世界が立ち現われてくる。
着物という媒体を使いその具現化を試みるのが、
アーティスト・高橋理子のこのエキシビジョンです。
単一のモチーフを用いながらも、
その倍率を変えてレイアウトしていくことで、
「同じ」と「違う」が共存する、
パラドキシカルな表現を生んでいます。
視点と視点の行き来によるインスピレーションと、
心地よい混乱をお楽しみいただけたらと思います。
また、今回、高橋理子がデザインを手掛けるプロダクトレーベル「
こちらもあわせて是非ご覧ください。
高橋理子 たかはしひろこ
円と直線のみで構成された図柄により、独自の活動を展開するアーティスト。2008年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を修了し、博士号を取得。活動理念を象徴する作品「PORTRAIT」は、着物をまとった作家本人が仁王立ちで佇む姿を写真に収めたシリーズ。固定観念をくつがえし、考えるきっかけを生み出したいという想いと共に、身近なものごとの本質に向き合い、それらに立ち向かう姿を表す。現在は、着物を表現媒体とした創作活動のほか、日本各地の伝統技術を持った工場や職人とのもの作りをおこないながら、国内外問わず作品を発表している。また、様々な企業や産地とのコラボレーションも多く、活動は多岐にわたる。